怨嗟(読み)エンサ

デジタル大辞泉 「怨嗟」の意味・読み・例文・類語

えん‐さ〔ヱン‐〕【怨×嗟】

[名](スル)うらみ嘆くこと。「怨嗟の声」
[類語]恨み怨恨えんこん意趣私怨しえん遺恨いこん怨念おんねん宿意宿怨しゅくえん宿恨積怨せきえん旧怨きゅうえんあだ憎しみ復讐心ふくしゅうしん逆恨み恨めしい

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精選版 日本国語大辞典 「怨嗟」の意味・読み・例文・類語

えん‐さ ヱン‥【怨嗟】

〘名〙 うらみ、なげくこと。〔布令必用新撰字引(1869)〕
滝口入道(1894)〈高山樗牛一一「鄙(ひな)も都も怨嗟の声に充ち」 〔何遜‐南還道中送贈劉諮議別詩〕

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普及版 字通 「怨嗟」の読み・字形・画数・意味

【怨嗟】えん(ゑん)さ

うらみなげく。唐・杜甫〔古柏行〕詩 志士幽人、怨嗟すること(なか)れ 古來、材大なれば用を爲し

字通「怨」の項目を見る

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