炭櫃(読み)スビツ

デジタル大辞泉 「炭櫃」の意味・読み・例文・類語

す‐びつ【×櫃】

いろり。炉。一説に、かく火鉢の意という。
火桶の火、―などに、手の裏うち返しうち返し」〈二八

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精選版 日本国語大辞典 「炭櫃」の意味・読み・例文・類語

す‐びつ【炭櫃】

  1. 〘 名詞 〙 床を切って作った炉。いろり。また、一説に角火鉢ともいう。炭櫃桶。《 季語・冬 》
    1. [初出の実例]「御ひをけきよらにておはす。すびつに火などおこしたり」(出典:宇津保物語(970‐999頃)蔵開下)

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