思より外(読み)おもうよりほか

精選版 日本国語大辞典 「思より外」の意味・読み・例文・類語

おもう【思】 より 外(ほか)

思うとおりにならないこと。思うに任せないさま。
古今(905‐914)雑下・九七七「身をすててゆきやしにけん思ふより外なる物はこころなりけり〈凡河内躬恒〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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