思ひ増す(読み)オモイマス

デジタル大辞泉 「思ひ増す」の意味・読み・例文・類語

おもい‐ま・す〔おもひ‐〕【思ひ増す】

[動サ四]
ますます恋い焦がれる。
彦星の―・すらむことよりもみる我くるし夜のふけゆけば」〈拾遺・秋〉
他よりよいと思う。
「待てといふに散らでしとまるものならば何を桜に―・さまし」〈古今・春下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android