思し召し(読み)オボシメシ

デジタル大辞泉 「思し召し」の意味・読み・例文・類語

おぼし‐めし【思し召し】

相手を敬って、その考えや気持ちをいう語。お考え。ご意向。「神の思し召しにかなう」「せっかくの思し召しですが」
金額を相手の考えに任せること。お志。「ご喜捨は思し召しで結構です」
異性にひかれる気持ち。いくぶんふざけた感じでいう。恋情。「彼女は僕に思し召しがあるようだ」
[類語]考え貴慮尊慮賢慮御意ぎょい貴意尊意

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例