思い置く(読み)オモイオク

デジタル大辞泉 「思い置く」の意味・読み・例文・類語

おもい‐お・く〔おもひ‐〕【思い置く】

[動カ五(四)]
あとに、残念だという気持ちを残す。思い残す。
「充分御饌ごぜんも頂戴し、…もう―・く事はないと考えて居ると」〈漱石吾輩は猫である
心に決めておく。思い定める。
「藤内侍の典侍という人も、かたよりつかうまつるべく―・きたり」〈夜の寝覚・三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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