応用無辺(読み)オウユウムヘン

デジタル大辞泉 「応用無辺」の意味・読み・例文・類語

おうゆう‐むへん【応用無辺】

仏語。仏・菩薩ぼさつが、世の人を救うために時と所を選ばないで現れる、その自由自在の働き。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「応用無辺」の意味・読み・例文・類語

おうゆう‐むへん【応用無辺】

〘名〙 仏語。仏が衆生救済のためには、時と所を選ばないで出現するさま。仏の力の偉大な自在さをいう。
※松井本太平記(14C後)二九「凡諸仏、菩薩利生方便区区(まちまち)にして、彼を是し、此を非す、応用無辺に候へば、何ぞ勝り、何ぞ劣るぞとも申しがたく候へども」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android