志賀八幡祭(読み)しがはちまんまつり

精選版 日本国語大辞典 「志賀八幡祭」の意味・読み・例文・類語

しがはちまん‐まつり【志賀八幡祭】

〘名〙 近江国志賀村(現在の大津市の一部)にある八幡社の祭。しがのはちまんまつり。《季・秋》
① 大津市錦織(にしこおり)町宇佐山の宇佐八幡宮で、陰暦八月一五日に行なう祭。前夜山腹の社から麓の旅所まで松明(たいまつ)をともして神輿をかきおろし、早朝に卯(う)御供(ごく)を供え、渡御がある。古式祭と称する。〔俳諧・増山の井(1663)〕
② 大津市滋賀里町にある八幡神社で陰暦八月一五日に行なう秋祭。鉾(ほこ)のお練り、くがたち、神輿の渡御などがある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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