忌む(読み)イム

デジタル大辞泉 「忌む」の意味・読み・例文・類語

い・む【忌む/斎む】

[動マ五(四)]
(忌む)
㋐呪術的な信仰などから、不吉なものとして避ける。禁忌とする。「葬式友引の日を―・む」「宗教上、肉食を―・む」
㋑嫌って、避ける。「革新を―・む」「退屈を―・む」
(斎む)身を清め、慎んでけがれを避ける。
「所を去りて、いみじうかたき物を―・ませ給へ」〈浜松・一〉
[類語]うとむうとんずる嫌気忌まわしい忌避忌み嫌う煙たがる嫌い毛嫌い大嫌い食わず嫌いいけ好かない虫が好かないいや気に食わない犬も食わぬ憎い憎らしい憎たらしい憎憎しい苦苦しい腹立たしいいまいましい苦虫を噛み潰したよう苦り切る眉をひそめる鼻持ちならないいとわしいおぞましいうとましい呪わしい不吉不祥凶事凶兆厄日悲運衰運不祝儀夢騒がし縁起でもない

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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