心腸(読み)しんちょう

精選版 日本国語大辞典 「心腸」の意味・読み・例文・類語

しん‐ちょう ‥チャウ【心腸】

〘名〙 心の中。心中。また、はらわた。きも。
本朝麗藻(1010か)上・左右好風来〈藤原道長〉「好風来処慰心腸、左右飄衣夏日忘」 〔宋玉‐神女賦〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「心腸」の読み・字形・画数・意味

【心腸】しんちよう(ちやう)

心のうち。南朝宋・鮑照〔代東門行〕楽府 居人、閨(けい)を掩(おほ)うて臥すも 行子夜中す 野風木を吹き 行子、心腸斷ゆ

字通「心」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android