心窩(読み)しんか

精選版 日本国語大辞典 「心窩」の意味・読み・例文・類語

しん‐か ‥クヮ【心窩】

〘名〙 胸骨下端よりやや下にある人間急所一つみぞおちしんわ。〔水滸伝‐第二十五回〕

しん‐わ【心窩】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「心窩」の意味・読み・例文・類語

しん‐わ【心×窩】

しんか(心窩)

しん‐か〔‐クワ〕【心×窩】

みぞおち。鳩尾きゅうびしんわ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の心窩の言及

【腹】より

… 腹の表面はかなりなだらかな,前後から押しひしがれた円筒状であるが,よく見るといろいろの浮彫や形態がみられる。前面の正中線は皮下の〈白線〉に相当して浅い溝になっており,その上端の所は剣状突起に相当して心窩(しんか)または上腹窩(俗に〈みぞおち〉という)というくぼみがある。また正中線の中央よりやや下の所にへそがある。…

【鳩尾】より

…水落(みずおち)のなまりであるといわれている。心窩(しんか)ともいう。胴の前面正中線上で,胸と腹の境界部にあるくぼみをいう。…

※「心窩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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