心神(読み)シンシン

デジタル大辞泉 「心神」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【心神】

こころ精神
「此上烈しき―の刺戟を避け、安静にして療養の功を続けなば」〈蘆花不如帰
[類語]心頭心魂精神こころ知情意内心心情内面良心マインドハートスピリットエスプリメンタル心的内的精神的内面的観念的心理的知能心理精神力メンタリティースピリチュアル精魂気迫神気気概気力意力意志神経気構え気持ち理念思想気風気性きしょう心性さが

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精選版 日本国語大辞典 「心神」の意味・読み・例文・類語

しん‐しん【心神】

〘名〙 こころ。精神。気分気持。魂。神心
万葉(8C後)五・八六四右詞文「跪開封函、拝読芳藻、心神開朗、似泰初之月
今昔(1120頃か)一五「只今、更に音楽有る事无し。此は何に宜ふ事ぞ、と。師の云く、我、心神不変ず、正しく音楽の音有り」 〔魏書‐釈老志〕

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普及版 字通 「心神」の読み・字形・画数・意味

【心神】しんしん

こころ。晋・左思〔招隠詩、二首、二〕經始す、東山の廬 果下、自ら榛(しん)(叢木)をす 泉井り 聊(いささ)か心を瑩(みが)くべし

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