心構(読み)こころがまえ

精選版 日本国語大辞典 「心構」の意味・読み・例文・類語

こころ‐がまえ‥がまへ【心構】

  1. 〘 名詞 〙 物事に対処する心の準備。心づもりをすること。気構え覚悟
    1. [初出の実例]「残りの齢(よはひ)ゆたかに経べき心がまへも、二(に)なくしたりけり」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)
    2. 「此飛脚舩の乗組もただちに欧羅巴まで乗込こころがまへなり」(出典:西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android