精選版 日本国語大辞典 「心柄」の意味・読み・例文・類語
こころ‐がら【心柄】
〘名〙
※落窪(10C後)四「書を読み、さとくらうらうしく、心がらもいとかしこければ」
※義経記(室町中か)一「こころがらげにげにしくおはしまさば」
② (「こころ(心)から」が変化したもの) 自分の心がけが原因で生じた結果。自業自得。
※浮世草子・新色五巻書(1698)五「是にて堪忍し給へ、是もほしくばやりませふと、丸はだかになるは心がら也」
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