心晴(読み)こころばらし

精選版 日本国語大辞典 「心晴」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ばらし【心晴】

〘名〙 心の憂さを晴らすこと。思いを晴らすこと。気晴らし
※運(1917)〈芥川龍之介〉「そこで、心晴(ココロバ)らしに、何気なく塔の奥へ行って見ると」

こころ‐はれ【心晴】

〘名〙 (形動) 心が晴れ晴れすること。気分が爽快であること。また、そのさま。
散木奇歌集(1128頃)雑上「志賀の山心はれにぞ越えつれど霞にさへもまがひつるかな」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android