心斎(読み)しんさい

普及版 字通 「心斎」の読み・字形・画数・意味

【心斎】しんさい

心を清め、純一にする。〔荘子人間世〕氣なるは、にして物を待つなり。唯だに集まる。なるは心齋なり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の心斎の言及

【坐忘】より

…《荘子》大宗師篇にもとづくことば。《荘子》人間世篇では坐忘と類似の心の修養法が〈心斎(しんさい)〉とよばれている。唐の道士司馬承禎の《坐忘論》は,坐忘を道教修行の根本にすえ,それを〈敬信〉することにはじまって〈得道〉にいたるまでの実践の過程を7段階に分けて論じた。…

※「心斎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」