心弛び(読み)ココロユルビ

デジタル大辞泉 「心弛び」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ゆるび【心×弛び】

気持ちが緩むこと。油断
「夜昼おはしますめれば、ある人々も―せず、苦しうのみわぶめるに」〈少女
気持ちがくつろぐこと。気が安まること。
「世に―なく憂しと思ひつるを」〈かげろふ・中〉

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