心地観経(読み)しんじかんぎょう

精選版 日本国語大辞典 「心地観経」の意味・読み・例文・類語

しんじかん‐ぎょう シンヂクヮンギャウ【心地観経】

(「大乗本生心地観経」の略) 唐の般若の訳。心地を観じて妄想を滅し、仏道を成ずべきことを説くが、なかでも父母・衆生・国王三宝四恩を報ずべきことを説く。

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デジタル大辞泉 「心地観経」の意味・読み・例文・類語

しんじかんぎょう〔シンヂクワンギヤウ〕【心地観経】

仏教経典。8巻。唐の般若はんにゃの訳。父母・衆生しゅじょう・国王・三宝の四恩の重いことを示し、報恩要義を説く。大乗本生心地観経。

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