心を鬼にする(読み)ココロヲオニニスル

デジタル大辞泉 「心を鬼にする」の意味・読み・例文・類語

こころおにに◦する

かわいそうだと思いながら、厳しい態度をとる。「子供将来のために―◦してしかる」
[類語]潔い潔癖堂堂正正堂堂高潔潔白清純純潔廉直清廉廉潔貞潔断固きっぱり断然毅然断じて頑として屹度きっとびしびし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心を鬼にする」の意味・読み・例文・類語

こころ【心】 を 鬼(おに)にする

気の毒に思いながら、わざとつれなくする。情にほだされながら、あえて非情にふるまう。
読本椿説弓張月(1807‐11)後「鬼夜叉げにと点頭(うなづき)て、今ぞ心を鬼にしつ、閃す刀の下に、二人が首は落てけり」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android