徳舜瞥鉱山(読み)とくしゅんべつこうざん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徳舜瞥鉱山」の意味・わかりやすい解説

徳舜瞥鉱山
とくしゅんべつこうざん

北海道,胆振総合振興局所管区域の南西部にあった鉱山。1916年鉱脈が発見され,1941年から日鉄鉱業操業開始。初め褐鉄鉱を産し,その後硫黄も産出したが,1971年閉山。

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世界大百科事典(旧版)内の徳舜瞥鉱山の言及

【大滝[村]】より

…村域の大部分は標高300~700mの高冷積雪地に分布する森林で,農用地面積は5%に満たない。1895年以降入植者があったが,1940年日鉄徳舜瞥鉱山の操業が開始され,この年伊達紋別との間の胆振線(現,バス路線)が開通して鉄鉱石を室蘭に送り,この村の重要産業となった。農業は振るわず早くから過疎化が進み,71年の徳舜瞥鉱山の閉山はこれに拍車をかけた。…

※「徳舜瞥鉱山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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