徳島唐木仏壇(読み)とくしまからきぶつだん

事典 日本の地域ブランド・名産品 「徳島唐木仏壇」の解説

徳島唐木仏壇[仏壇・仏具]
とくしまからきぶつだん

四国地方、徳島県の地域ブランド。
徳島産の唐木仏壇。日本における仏壇づくりは、室町時代の蓮如上人が浄土真宗門徒に仏壇をまつるようが説いたことで広まったらしい。その後、浄土真宗系以外の宗派にも仏壇が広まり、明治時代に各宗派の持ち味をいかそうとつくられたのが唐木仏壇。唐木仏壇には金箔などの豪華な装飾殆どなく、木目の美しさが生かされている点を特徴とする。材料には黒檀・紫檀・鉄刀木などの唐木が用いられる。徳島県伝統的特産品。2007(平成19)年8月、特許庁の地域団体商標に登録された。商標登録番号は第5069251号。地域団体商標の権利者は、徳島県唐木仏壇協同組合連合会。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報