百科事典マイペディア 「微生物タンパク(蛋白)」の意味・わかりやすい解説 微生物タンパク(蛋白)【びせいぶつたんぱく】 微生物の菌体に含まれるタンパク質。飼料や食料にするが,おもに酵母や細菌のような単細胞微生物が用いられるため,SCP(single cell protein,単細胞タンパク)ともよばれる。石油系原料から得られるものは石油タンパクとも呼ばれた。微生物はタンパク質含量が高く,増殖も早い。また大量集約生産も可能なため,世界のタンパク質不足を解決するとして注目され,各国で開発が行われ工業化された。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報