微少(読み)びしょう

精選版 日本国語大辞典 「微少」の意味・読み・例文・類語

び‐しょう ‥セウ【微少】

〘名〙 (形動) きわめてすくないこと。非常にわずかなこと。また、そのさま。僅少。みしょう。
今昔(1120頃か)一五「心散乱して、善根微少也」
浄瑠璃傾城反魂香(1708頃)下「微少ながらと述べければ、御使がらと申し御丁寧なる御ことと、互の礼義あさからず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「微少」の意味・読み・例文・類語

び‐しょう〔‐セウ〕【微少】

[名・形動]ごくわずかなこと。また、そのさま。「微少分量
[類語]僅少きんしょう些少さしょう少ない少し少しく少少少数少量僅僅きんきんわずか数えるほど少なめ軽少微微最少微量一つまみ一握り一抹紙一重すずめの涙残り少ないちょっとちょいとちとちっとちょっぴりいささかいくらかいくぶんやや心持ち気持ち多少若干二三たったただたかだかしばらくなけなし低い手薄内輪軽微微弱ちびちび一息鼻の差ちょこっとちょこんとちょっこりちょびちょびちょびっとちょぼちょぼちょろりちょんびりちょんぼりちらり爪のあか小口ささやか寸毫すんごうプチほのか幾ばくせいぜいたかが微塵みじん些細ささいまばらほんのあるかなきか一縷いちる心ばかりしるしばかり形ばかり

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android