御輿舁・神輿舁(読み)みこしかき

精選版 日本国語大辞典 「御輿舁・神輿舁」の意味・読み・例文・類語

みこし‐かき【御輿舁・神輿舁】

〘名〙
御輿をかつぐ人。
親元日記‐文明一七年(1485)七月一一日「御輿舁 九人 事各下行有之」
神輿をかつぐ人。《季・夏》
※俳諧・西鶴大矢数(1681)第一七「神輿舁(ミコシカキ)流れもあへぬ水を出せ 金物みがく五月雨の空」
③ (神輿をかつぐことはむずかしく調子物であるところから「調子物」に「調子者」をかけて) 軽佻で調子にのりやすい者をいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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