御衣懸(読み)みそかけ

精選版 日本国語大辞典 「御衣懸」の意味・読み・例文・類語

みそ‐かけ【御衣懸】

〘名〙 (「みぞかけ」とも) 御衣(みそ)をかける具。衣桁(いこう)
※催馬楽(7C後‐8C)高砂「練緒染緒(ねりをさみを)の 見曾加介(ミソカケ)にせむ 玉柳」

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世界大百科事典(旧版)内の御衣懸の言及

【衣桁】より

…衣服などを掛ける家具。古くは御衣懸(みぞかけ),衣架(いか)とよばれていたが,室町末期ころから衣桁と変わった。御衣懸は和語,衣架,衣桁はともに漢語である。…

※「御衣懸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」