御糈・御供米(読み)みくま

精選版 日本国語大辞典 「御糈・御供米」の意味・読み・例文・類語

み‐くま【御糈・御供米】

〘名〙 (「み」は接頭語。「くま」は「くましね」の略) 神に供える精米。おくま。
康富記‐文安六年(1449)二月二一日「於観音堂庭、拾取白米裏紙切切物了〈御くまと云様也〉」

お‐くま【御糈・御供米】

〘名〙 (「お」は接頭語。「おくましね(御糈)」の略) 神に供える米。御洗米。御饌米。おくまい。くましね。
石山本願寺日記‐証如上人日記・天文一〇年(1541)一一月二日「をくま十包従社家出候」

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