御眼鏡に適う（読み）おめがねにかなう

精選版 日本国語大辞典

おめがね【御眼鏡】 に 適(かな)う

目上の人の気に入る。認められる。

※人情本・閑情末摘花（1839‐41）四「僥倖(さいはひ)にして看官(ごけんぶつ)の御眼鐘(オメガネ)に協(カナ)ひてや、まだ、此次編は出ぬかとの催促」

出典　精選版 日本国語大辞典

デジタル大辞泉

御眼鏡おめがねに適かな・う

目上の人に評価される。お気に入る。「監督の―・った新人選手」
[補説]文化庁が発表した平成20年度「国語に関する世論調査」では、本来の言い方とされる「お眼鏡にかなう」を使う人が45.1パーセント、本来の言い方ではない「お目にかなう」を使う人が39.5パーセントという結果が出ている。

出典　小学館