御手洗条約(読み)みたらいじょうやく

世界大百科事典(旧版)内の御手洗条約の言及

【瀬戸内海】より

…広島湾の干潟では近世初期から篊(ひび)立てのカキの養殖が始められ,中期には大坂方面に市場が開拓されている。西廻海運の寄航地御手洗が,幕末期に芸薩交易の拠点となり,また1867年(慶応3)11月26日同所における長州・芸州間の倒幕の密約(御手洗条約)締結など,幕末・維新期の政治動向も,内海を舞台とする交易関係の進展と深くかかわっていたのである。【渡辺 則文】。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」