御手代(読み)ミテシロ

デジタル大辞泉 「御手代」の意味・読み・例文・類語

みて‐しろ【御手代】

天皇などに代わって御幣ごへいを手に持ち、神事を行う者。また、みてぐらとするもの。
太襷ふとだすきをとりかけ、―にして、もってこの神を祭るは」〈神代紀・下〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御手代」の意味・読み・例文・類語

みて‐しろ【御手代】

〘名〙 天皇などに代わって御幣を手に持つ者。代わりに神事を行なう者。また、みてぐらにするもの。
※御巫本日本紀私記(1428)神代下「代御手〈美手之呂止之弖(ミテシロとして)〉」

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