御座敷がかかる(読み)おざしきがかかる

精選版 日本国語大辞典 「御座敷がかかる」の意味・読み・例文・類語

おざしき【御座敷】 が かかる

芸者芸人などが客に呼ばれる。
人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)三「御座敷(オザシキ)が掛(カカ)って来りゃァ座敷(くち)を外したり」
② 人から招かれる。口がかかる。
※夢声半代記(1929)〈徳川夢声〉江戸ッ児になる迄「紀元節や、天長節や、四方拝元日には、他の級から御座敷(オザシキ)が掛(カカ)った」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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