御店者(読み)オタナモノ

デジタル大辞泉 「御店者」の意味・読み・例文・類語

おたな‐もの【店者】

商家奉公人
「どこかの―らしい、鳥打帽をかぶった男が」〈芥川・あの頃の自分の事〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御店者」の意味・読み・例文・類語

おたな‐もの【御店者】

〘名〙 商家の奉公人。
人情本・春色雪の梅(1838‐42頃か)二「アア、夫アお店者(タナモノ)の出ばんと、引っぱって居るわね」

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