御幣を担ぐ(読み)ごへいをかつぐ

精選版 日本国語大辞典 「御幣を担ぐ」の意味・読み・例文・類語

ごへい【御幣】 を 担(かつ)

(御幣で不吉なものを祓(はら)うところから) つまらない迷信を気にかけたり、縁起をかついだりする。かつぐ。
滑稽本・酩酊気質(1806)上「おれは不断は御幣(ゴヘイ)はかつがぬ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御幣を担ぐ」の意味・読み・例文・類語

御幣ごへいかつ・ぐ

つまらない縁起や迷信を気に掛ける。「年をとって―・ぐようになった」
[類語]迷信誤信盲信妄信過信げんを担ぐ縁起を担ぐ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

黄砂

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android