御宝売(読み)おたからうり

精選版 日本国語大辞典 「御宝売」の意味・読み・例文・類語

おたから‐うり【御宝売】

〘名〙 紙に摺(す)った宝船の絵を売り歩いた人。宝船売り
※かじけ猫(1957)〈奥野信太郎〉消え去った声「今の子供たちは正月になっても宝船の絵をかいた初夢のお宝売りの声もしらないであろうかと思うと」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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