御子良子(読み)おこらご

精選版 日本国語大辞典 「御子良子」の意味・読み・例文・類語

おこら‐ご【御子良子】

〘名〙 伊勢神宮鹿島神宮神饌に奉仕する神聖視された少女大神宮の神饌を調える子良の館(たち)に奉仕するので名づけた。おくらご。おはらご。こら。
※俳諧・猿蓑(1691)四「子良館の後に梅有といへば 御子良子の一もと床し梅の花〈芭蕉〉」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「御子良子」の意味・読み・例文・類語

おこら‐ご【御子良子】

伊勢神宮で、神饌しんせんを調える子良こらたちに仕える少女。おくらご。

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