精選版 日本国語大辞典 「御厨子」の意味・読み・例文・類語
み‐ずし ‥ヅシ【御厨子】
※謡曲・輪蔵(1541頃)「守護神の御厨子の、扉はたちまち、四方へ開けて、傅大士二童子、現はれたり」
※宇津保(970‐999頃)国譲上「御文は、〈略〉人にてもふれさせ給はぬみづしにをさめさせ給て」
※枕(10C終)二七八「その次には、まことにみづしが車にぞありければ」
④ 貴人の家で、台所働きをしている女。水仕事をする下女。水仕。
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