デジタル大辞泉
「御内方」の意味・読み・例文・類語
ご‐ないほう〔‐ナイハウ〕【御内方】
「御内儀」に同じ。
「―の調へ給ふ金子」〈浄・五枚羽子板〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
おうち‐かた【御内方】
※
浮世草子・
世間胸算用(1692)三「今
琴の音
(ね)をきけば、〈略〉当地ひろしと申せども、此御内かたならでは外になし」
ご‐ないほう ‥ナイハウ【御内方】
※茶屋与次兵衛宛芭蕉書簡‐元祿三年(1690)九月二六日「今暮より御出候様に奉
レ待候。御内方様・
御子達、風にても御引なされず候哉」
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
世界大百科事典(旧版)内の御内方の言及
【御内人】より
…鎌倉時代の[北条氏]の直属の家人。得宗被官,御内方ともいう。もともとは貴人の邸内に伺候する人の意から直属の家臣をさすが,一般には将軍に仕える[御家人]と対比して,得宗被官をこう呼ぶ。…
※「御内方」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」