御佩刀(読み)ミハカシ

デジタル大辞泉 「御佩刀」の意味・読み・例文・類語

み‐はかし【御佩刀】

貴人佩刀はいとうを敬っていう語。みはかせ。
「その―の先につける血」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御佩刀」の意味・読み・例文・類語

み‐はかし【御佩刀】

〘名〙 (「み」は接頭語。「はかし」ははきたまうもの。身におつけになるものの意) 貴人の佩刀(はいとう)。また、皇子誕生の際、帝から賜わる刀。みはかせ。
大和(947‐957頃)一四七「御はかし暫時かし給はらむ」

み‐はかせ【御佩刀】

〘名〙 「みはかし(御佩刀)」の変化した語。〔和英語林集成再版)(1872)〕

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