従軍記章(読み)ジュウグンキショウ(英語表記)campaign medal

デジタル大辞泉 「従軍記章」の意味・読み・例文・類語

じゅうぐん‐きしょう〔‐キシヤウ〕【従軍記章】

旧軍隊で、従軍した軍人軍属に帰国後与えられた記章

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「従軍記章」の意味・読み・例文・類語

じゅうぐん‐きしょう ‥キシャウ【従軍記章】

〘名〙 旧軍隊で、地位上下区別なく、従軍した軍人、軍属のすべてに与えられた記章。
太政官布告第五四号‐明治八年(1875)四月一〇日「従軍記章は将卒の別なく軍功有無を論ぜず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「従軍記章」の意味・わかりやすい解説

従軍記章
じゅうぐんきしょう
campaign medal

戦功関係なしに,戦争に従軍したことで与えられる記章。アメリカでは,南北戦争から始った。他の例では 1950年に国際連合 (国連) が制定し,国連軍に加わって朝鮮戦争を戦った 17ヵ国の将兵に授けた「国連功労章」がある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android