従業者発明(読み)じゅうぎょうしゃはつめい

世界大百科事典(旧版)内の従業者発明の言及

【特許】より

…この規定により,使用者のある程度の利益を守るとともに,従業者の利益をも保証され,両者間の調和を図るようにして発明意欲を刺激し,また労使間の平和が確保される。現在の重要な発明は,主として企業という組織内で完成されることが多いため,この従業者発明の問題は,一国の科学技術政策上重要な問題ではあるが,日本では欧米に比較し,その重要性はまだあまり認識されていない。 2人以上の者が共同で発明をなした場合は,共同発明として,特許を受ける権利はすべての共同発明者の共有となる。…

※「従業者発明」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」