徒組(読み)かちぐみ

精選版 日本国語大辞典 「徒組」の意味・読み・例文・類語

かち‐ぐみ【徒組】

〘名〙 江戸幕府職名。将軍御成りの時、先駆沿道警固に当たる。平常は江戸城本丸玄関遠侍間に勤務。徒頭支配。七十俵、五人扶持。おかちぐみ。
徳川実紀‐正保二年(1645)五月二一日「この日腰物奉行。納戸番。右筆。小十人組番士。歩行組二十人を」

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デジタル大辞泉 「徒組」の意味・読み・例文・類語

かち‐ぐみ【徒組/徒士組】

江戸幕府の職名。将軍外出のとき、徒歩で先駆を務め、また沿道の警備などに当たった。おかちぐみ。かち。

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