後槍・跡槍(読み)あとやり

精選版 日本国語大辞典 「後槍・跡槍」の意味・読み・例文・類語

あと‐やり【後槍・跡槍】

〘名〙 戦場で、先頭に立って進みながらすぐには槍を入れないで、敵の前陣が乱れてから槍を入れること。⇔先槍
※松隣夜話(1647頃)上「年寄て先頭に進(すすみ)、若(わかく)して跡鑓を仕たる者も、又多候」

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