後山(岡山・兵庫県境)(読み)うしろやま

日本大百科全書(ニッポニカ) 「後山(岡山・兵庫県境)」の意味・わかりやすい解説

後山(岡山・兵庫県境)
うしろやま

岡山県美作(みまさか)市後山と兵庫県宍粟(しそう)市との境界にある山。標高1344メートルで、岡山県の最高峰修験道(しゅげんどう)の霊山で、いまも女人禁制山麓(さんろく)の道仙寺が管理している。麓(ふもと)の緩斜面は1938年(昭和13)から開墾され、ダイコン栽培が盛ん。後山青少年旅行村、キャンプ場などがあり、氷ノ山後山(ひょうのせんうしろやま)那岐山(なぎさん)国定公園の一部。

[由比浜省吾]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android