後報(読み)ごほう

精選版 日本国語大辞典 「後報」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほう【後報】

〘名〙
① あとからの知らせ。こうほう。
過去行為が現在、または、未来に報いとなってあらわれること。
霊異記(810‐824)下「現報すら猶し是くの如し、況むや後報をや」

こう‐ほう【後報】

〘名〙
① 後になって報告すること。〔宋史‐高宗紀四〕
② 先の知らせに対してあとからのしらせ。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「後報」の意味・読み・例文・類語

ご‐ほう【後報】

あとからの知らせ。こうほう。「詳細は後報にて」
仏語。この世に善悪ごうを作って、来世以後にその報いを受けること。

こう‐ほう【後報】

あとからの知らせ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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