律疏残篇(読み)りっそざんぺん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「律疏残篇」の意味・わかりやすい解説

律疏残篇
りっそざんぺん

養老律』 12編 10巻のうち,残存する「名例 (みょうれい) 上」「衛禁 (えごん) 」「職制」「賊盗」の4編3巻を集めたもの。本文,本注のほかに,疏文もついているため,かつては『養老律』の注釈書とみなされていたが,現在では『養老律』そのものと考えられている。 (→養老律令 )

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