待伏(読み)まちぶせる

精選版 日本国語大辞典 「待伏」の意味・読み・例文・類語

まち‐ぶ・せる【待伏】

〘他サ下一〙 まちぶ・す 〘他サ下二〙 めざす相手の来るのを隠れ待つ。
浮世草子世間胸算用(1692)四「大坂よりの帰りをまちふせし所に」

まち‐ぶせ【待伏】

〘名〙 隠れていてめざす相手の来るのを待つこと。
※虎明本狂言・空腕(室町末‐近世初)「あれに待ぶせが有、何とせうぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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