征矢野半弥(読み)そやの はんや

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「征矢野半弥」の解説

征矢野半弥 そやの-はんや

1857-1912 明治時代政治家
安政4年8月生まれ。もと筑前(ちくぜん)福岡藩士。福岡県会議員をへて明治22年福岡日日新聞(西日本新聞前身)社長となる。27年衆議院議員(当選6回,政友会)。明治45年2月9日死去。56歳。

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世界大百科事典(旧版)内の征矢野半弥の言及

【福岡日日新聞】より

…78年12月《めざまし新聞》として再興,79年《筑紫新報》,80年《福岡日日新聞》と改題した。福岡地方初の日刊紙で,自由民権主義の機関紙だったため,政争にからみ受難の時代もあったが,征矢野半弥(そやのはんや)社長時代(1891‐1912)にその積極政策により全国屈指の地方紙に発展した。1901年地方紙で初めてマリノニ輪転機を採用,明治末から各県に切替版を発行して九州全土に部数を伸ばし,21年から朝夕刊制を実施している。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」