征帆(読み)せいはん

精選版 日本国語大辞典 「征帆」の意味・読み・例文・類語

せい‐はん【征帆】

〘名〙 航行する船の帆。航行する船。
菅家文草(900頃)二・夏夜於鴻臚館、餞北客帰郷「征帆欲繋孤雲影、客館争容数日」 〔何遜‐贈諸遊旧詩〕

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普及版 字通 「征帆」の読み・字形・画数・意味

【征帆】せいはん

遠くゆく舟。宋・張先〔離亭宴〕詞 民の愛し比(した)しむこと 春の斷えざるがごとし に玉樓の西に上れば 歸雁は征と共に

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