役当(読み)やくあて

精選版 日本国語大辞典 「役当」の意味・読み・例文・類語

やく‐あて【役当】

〘名〙
役目をふりあてること。役を割り当てること。また、その役。
政基公旅引付‐文亀二年(1502)一〇月一八日「僧名并毎日役宛等、同被注送趣」
組下へ種々の役目を振当てる役目の者。中間部屋や人入れ稼業などでは小頭程度の者が多い。
※歌舞伎・四天王産湯玉川(1818)大詰「役あての云ふ事だ、不請しや不請しや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android