彩仙(読み)さいせん

世界大百科事典(旧版)内の彩仙の言及

【申在孝】より

…このうち〈広大歌〉は,広大の演唱法,パンソリの音楽的構造,過去の名唱者の歌い方を論じており,作者がパンソリを理論化しようとした意図がうかがえる。門下に金世宗,鄭春風,彩仙,許錦波ら名唱者が輩出した。彩仙は1866年,王宮の景福宮が落成したとき,大院君の前で師の作〈成造歌〉を歌って感銘させたという。…

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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」