形影(読み)ケイエイ

デジタル大辞泉 「形影」の意味・読み・例文・類語

けい‐えい【形影】

形とその影。相伴って離れないさまにたとえる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「形影」の意味・読み・例文・類語

けい‐えい【形影】

〘名〙 かたちとかげ。ともない合って離れないさまなどにたとえることが多い。
文華秀麗集(818)中・奉和王昭君〈良岑安世〉「魂情還漢闕、形影向胡場
文明論概略(1875)〈福沢諭吉緒言「其形影の互に反射するを見ば果して何の観を為す可きや」

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普及版 字通 「形影」の読み・字形・画数・意味

【形影】けいえい

形と影。〔列子、説符〕列子みて影をるに、形枉(まが)るときは則ち影曲(まが)り、形直きときは則ち影正し。然らば則ち枉直は形に隨ひて影に在らず、屈伸は物に任じて我に在らず。

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